リハビリテーションの意味と種類を解説

作業療法

体の根本的な運動能力を回復し、基本的な動きをできるように努めるのが理学療法ですが、作業療法の場合は、その名の通り、「作業」をしながらリハビリテーションをすることを指します。たとえば手芸や工芸などの手を使った作業やテーブルゲーム、スポーツなどが挙げられるでしょう。日常的なことでいえば、食事や掃除もあてはまります。

体の能力に訴えかける理学療法とは違い、作業療法はどちらかというと精神的な面にも訴えかけるような療法です。たとえば体全体を使うことではない作業や、遊びながらできることをリハビリとして取り入れることでストレスを軽減することができたり、治療に前向きになれたりするような効果も。病気や事故を起こして体が動かなくなった場合は特に、精神的な苦しみが大きかったり、マイナス思考になったりすることがあるため、なかなかリハビリに前向きになれないことも多いでしょう。そんなときでも少しずつはじめられる作業療法は、心にもプラスの効果をもたらしてくれるのです。

こうしたリハビリを考えたり、患者のケアに付き合ったりすることが作業療法士の役割として知られています。つまり作業療法士は、身体的な部分だけではなく、精神面でも患者に寄り添うことになるため、精神的な療法についても学ぶ必要があるでしょう。